
| 【 宇宙開発の重責を担った軌道船 】 地球と宇宙を結ぶ新しい輸送機関として、アメリカのNASA(航空宇宙局)が1972年に開発を始めたスペースシャトル。主役となるオービター(軌道船)は三角翼を持つ全長37m、翼幅24mの有人宇宙船で、打ち上げ後に2基の固体燃料ロケットブースターと外部燃料タンクを切り離し、宇宙空間で活動した後は大気圏に再突入して飛行機のように滑空して帰還します。操縦士など3名の他に科学者や技術者を4名搭乗させることができ、最大飛行日数は4週間。胴体中央の貨物室にはミッションごとに積み替えられる実験装置や衛星などが搭載できます。1号機コロンビア号は1981年4月12日に打ち上げ成功。続いて2号機チャレンジャー、3号機ディスカバリー、4号機アトランティスが1980年代に、そして5号機エンデバーが1992年に初飛行しました。残念ながらチャレンジャーとコロンビアは事故で失われましたが、搭載されるスペースラブ(宇宙実験室)で様々な実験が行われ、さらに国際宇宙ステーション(ISS)計画でも機材やクルーの輸送などに活躍。また、日本からも5名の宇宙飛行士が搭乗、様々な任務を行いました。 |
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